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ミシェル・ンデゲオチェロ、うねりを帯びた至高のグルーヴで会場を包み込んだ大阪公演の模様をレポート

 アメリカのシンガーソングライターであり、ベーシストのミシェル・ンデゲオチェロによる来日公演が、4月16日ビルボードライブ大阪で開催された。


 1993年、マドンナ主宰の「マーヴェリック」からのデビュー以降、ローリング・ストーンズ、サンタナ、プリンスといった大御所たちから、ハービー・ハンコック、パット・メセニー、ハーヴィー・メイソンなどにも起用されてきた彼女だが、ビルボードライブ大阪でライブを行うのは2年振り。昨年3月にリリースされたカバー・アルバム『Ventriloquism』では、プリンス、TLC、シャーデーらのヒット曲をカバーし、「第61回グラミー賞」にもノミネートされたことも記憶に新しい。


 今回もメンバーにはクリス・ブルース(G)、ジェビン・ブルーニ(Key)、そして前回の来日からツアーメンバーに加わった若き才能エイブ・ラウンズ(Ds)が参加している。


 フロアの照明が落ち、メンバーと共にミシェルがステージに登場。サングラスをかけており、表情を伺うことは出来ないが、凛とした横顔に、彼女を孤高の存在たらしめている気高さを見た。


 独特なフレージングでリズムを牽引しながら、時に語りかけるように、言葉を紡ぐ歌声。そこに重なる絶妙なバンドサウンドが、フリーキーかつ極上のジャムセッションを演出していく。『Ventriloquism』にも収められたカバーナンバーを織り交ぜつつ、多角的なアプローチのパフォーマンスに会場中が引きこまれていった。バンドメンバーの演奏も素晴らしく、ミシェルのボーカル、ベースラインと調和しながら、波のように時に優しく、時にうねりを帯びながら至高のグルーヴが生み出されていた。


 メンバーを紹介しながら、「来てくれてありがとう。この場に来れて本当に嬉しいわ」と感謝の想いを伝えるミシェルに、会場から大きな拍手と歓声が沸き起こる。その様子にちょっと照れたように微笑む姿に、シャイな彼女の人柄を垣間見た。


 本日は、ビルボードライブ東京で「ミシェル・ンデゲオチェロ」の公演が行われる。世界水準の至高のパフォーマンスをぜひ体感して欲しい。


Photo by Kenju Uyama
Text by 杉本ゆかり


◎公演情報
【ミシェル・ンデゲオチェロ】
2019年4月16日(火)※終了
ビルボードライブ大阪


2019年4月17日(水)
ビルボードライブ東京
1st ステージ 開場17:30 開演18:30
2nd ステージ 開場20:30 開演21:30


詳細:http://www.billboard-live.com/

Billboard JAPAN|Daily News 2019年4月17日 16:45:00 更新

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