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マーク・ロンソン 新作『アップタウン・スペシャル』から読み解くキャリアを作り上げた才能の根源

 ロンドン出身のDJ/プロデューサー、マーク・ロンソンによるニュー・アルバム『Uptown Special』が、この1月にリリースされた。前作『Record Collection』(2010)からは約4年半ぶりとなる新作だ。トラック・メーカー/プロデューサーとしては10年以上に及ぶキャリアの持ち主であり、彼の名前を広く知らしめた作品と言えば今は亡きエイミー・ワインハウスのアルバム『Back to Black』(2006:UK1位、US2位)だが、それ以前にもニッカ・コスタとのコラボレーションなど優れた楽曲を残している。


 マーク・ロンソンのこれまでのソロ・キャリアは、一口で説明することがなかなか難しい。というのも、彼は膨大なポップ・ミュージックの知識を備え、アルバムごと一定のテーマに沿って、楽曲を用意する傾向があるからだ。すべてのアルバムに共通して言えるのは、音楽ファンの心をくすぐるレトロ感覚と、すこぶるキャッチーな作曲だろうか。例えばデビュー・アルバム『Here Comes the Fuzz』(2003)にはオールドスクールなヒップ・ホップ・マナーが、『Version』(2007)にはモータウンなど60年代ソウルの息遣いが、『Record Collection』(2010)にはニューウェーヴ・ポップの極彩色トーンが、といったふうに、毎度ファンを驚かせたり唸らせたりしながら、マーク・ロンソンは自身のキャリアを築いているのである。


 彼の新作『Uptown Special』はズバリ、AOR/アーバン・ファンクの粋で洒脱なプロダクションが光るアルバムだ。とろけるようにメロウなオープニングにはスティーヴィー・ワンダーを招き、「Uptown’s First Finale」という気の利いたタイトルを付けている。JB’S風のアップリフティングなファンク「Feel Right」では、サザン・ラッパーのミスティカルが笑ってしまうほどご機嫌なソウル・アジテーターっぷりを発揮し、ブルーノ・マーズが歌う「Uptown Funk」へと連なってゆく。ジャム&ルイスのミネアポリス・サウンドを思い起こさせる「I Can’t Lose」や、サイケデリック・ファンクの「Leaving Los Feliz」では、レトロ趣味なサウンドはもとより、ソングライティングの素晴らしさがキラリと光る。また、「Heavy & Rolling」では、前作に引き続き登場のアンドリュー・ワイアット(マイク・スノウ)が、まるでルーサー・ヴァンドロスを彷彿とさせるほどの甘いソウル歌唱を披露している。


 そのアンドリューが歌うもう一曲「Crack In The Pearl」は、とりわけ印象深く美しい、壮大なソウル・バラードだ。多くの楽曲で共同ソングライターとして携わっている、ジェフ・バスカーの活躍も見逃せないものがある(カニエ・ウエストの共同制作者としても知られる)。さまざまな時代のさまざまな音楽が持つムードを追求し、完璧な人選で現代の才能をレイアウトしてしまうマーク・ロンソンは、優れたミュージシャンでありながら最高のポップ・ミュージック・ファンの一人でもあるのだ。


Text:小池宏和


◎リリース情報
『アップタウン・スペシャル(Uptown Special)』
2015/01/13 RELEASE
輸入盤

Billboard JAPAN|Daily News 2015年2月4日 17:00:00 更新

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