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METALLICA、ドラマーのLARS ULRICHが自らの原点を語る


METALLICA

数多くのロック・アイコンたちが“レジェンド”と呼ばれるようになる以前のずっと昔、46歳のMETALLICAのドラマーLARS ULRICHには、彼をスターダム街道へと導く“師匠”のような存在がいた。その人物とは、ULRICHの生まれ故郷であるデンマーク・コペンハーゲンのダウンタウンにあったレコード店、BIRSTOL MUSIC CENTERで働いていたKENという男だった。

「KENは何でも知っていたよ。彼からは、SAXON、IRON MAIDEN、JUDAS PRIESTはもちろん、カナダ、フランス、ドイツからの輸入盤、ACCEPTのデビュー・アルバムなど、あらゆるものを紹介してもらった。俺がメタルの世界と関わるようになったのはKENのお陰で、彼はまさに俺にとっての“アイドル”だった」とULRICH。

KENはデンマーク最大のレコード店の1つであるBIRSTOL MUSIC CENTERのロック部門を仕切っており、ULRICHは17歳で南カリフォルニアに移ってくる以前、足しげくそこを訪れていたという。「あれは70年代後半で、当然のことながらインターネットもない時代だ。それに当時のアメリカのような本物のラジオ局というのはデンマークには存在しておらず、聴けるのは国営放送くらいなものだった。そこでは、3ヶ月に1回程度STATUS QUOとかALVIN STARDUSTといったアーティストの作品が流れる程度で、音楽を楽しむためにはレコード店へ通うしかなかったのさ」

そんなわけで10代のULRICH少年は、新聞配達をしたり通っていたテニス・クラブのカフェで働いたりして小遣いを貯め、週に2〜3回ほど電車に20分揺られてBRISTOL MUSIC CENTERを訪れていたという。そして店の地下に居座って、KENから「それじゃ、このバンドを聴いてごらん。イギリスのMOTORHEADというバンドだ」などと薦められ、ULRICHは「スゲエ!最高のジャケットじゃん」などと興奮し、そんな風にしてロックが彼の人生の一部になっていったのだそうだ。

あれから30年以上を経た今、ULRICHはJAMES HETFIELD(ヴォーカル/ギター)、KIRK HAMMETT(ギター)、ROBERT TRUJILLO(ベース)の4人でMETALLICAとして精力的に活動を続け、11/26(金)には9曲入りのライヴ・アルバム『LIVE AT GRIMEY’S』をリリースする。アルバムはインディー系の小売店とバンドのウェブサイトで独占的に販売され、CDとアナログ盤の両形態でリリースされるそうだ。

Billboard Daily News 2010年11月22日 更新

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