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【Chart insight of insight】『君の名は。』の波及効果で映画主題歌に注目? aikoと宇多田ヒカルがアニメチャート急上昇

 映画『君の名は。』の大ヒット上映に伴い、今週はRADWIMPSの「前前前世」がついに粘り勝ちでHot100で首位獲得。EXILEの新曲を食い止めるという意外な展開となった。Hot Animationでも、相変わらず劇中歌の4曲が上位を占めるという状態が続いており、この躍進はしばらく続きそうだ。そして、このヒットと相乗効果なのか、劇場版アニメ映画の主題歌がベスト10に食い込んできている。


 もっとも注目すべきなのは、Hot Animationで2位に登場したaikoの「恋をしたのは」だ(【表1】)。こちらは9月17日に公開が始まった映画『聲の形』の主題歌となっており、“ポスト『君の名は。』”といえるほど好調な滑り出しだという。楽曲自体も公開タイミングである9/19付のHot Animationで10位にランクインし、怒涛のラジオのオンエア回数(緑のグラフ)や、それに伴うツイッターのつぶやき数(水色のグラフ)でポイントを重ね、発売週タイミングで一気に上位に躍り出た。映画のヒット次第では、RADWIMPSを超える可能性もあるだろう。


 劇場映画の主題歌として、もう一曲注目しておきたいのが、Hot Animationで6位にランクインした宇多田ヒカルの「桜流し」だ(【表2】)。この曲はなんと2012年に公開された映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のテーマソング。なぜ今さら?と思うかもしれないが、宇多田のニューアルバム『Fantome』に収められているから。しかも、このタイミングで新たにミュージックビデオが作られるなどして話題性も高く、aikoと同じくツイッターやラジオのオンエアなどのポイントが大きく影響したようだ。もちろん新譜効果ではあるが、これでまた映画に再注目されれば、さらに上昇する可能性も高い。アニメ・タイアップでの成功は、テレビに限ったことだけでないのがよくわかる。text by 栗本斉

Billboard JAPAN|Daily News 2016年10月1日 12:00:00 更新

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