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東京・春・音楽祭にてオーボエ奏者広田智之が“歌”をテーマにコンサートを開催

 3月から4月まで約1ヶ月にわたって開催された【東京・春・音楽祭】にて、4月16日に東京文化会館で【広田智之 オーボエが歌う】が開催された。


 広田智之は日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者を経て、現在 東京都交響楽団の首席を務める日本を代表するオーボエ奏者の一人だ。ミラノ・スカラ座弦楽合奏団やザルツブルグ室内オーケストラなど国内外のオーケストラや室内楽団と共演を果たす他、映像音楽やポップス、ジャズなどジャンルの垣根を越えた活動で、人気を博している。4月17日の公演は、昼の部に「歌曲編〜ドイツ歌曲を集めて」、夜の部に「ロック編〜70's-90'sのバラードを集めて」とテーマを分けて2回の公演を開催。ウィーン・フィルの首席奏者らと共演を重ね、国内外のコンサートマスターや首席奏者らの信頼の厚い三輪郁をピアニストに迎え、昼の部ではシューベルト「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」、そしてシューマン「詩人の恋」が原曲の調性のまま披露された。

 広田は楽器について説明しつつ、「オーボエはリードを手作りすることが多いことから、奏者によって音色の違いが出やすい楽器のひとつ」と紹介。どの作品も歌曲として世界中で愛聴されているものばかりだが、オーボエとピアノのみで演奏されることで旋律の妙がより際立ち、音に込められたストーリーや心情を再認識させられた。アンコールは、シューベルトの歌曲の中から「ます」と「野ばら」。目を閉じると情景が思い浮かぶような瑞々しい演奏で幕を閉じた。


◎公演情報
【広田智之 オーボエが歌う】
日程:4月16日(土)
会場:東京文化会館
《歌曲編》〜ドイツ歌曲を集めて 14:00開演
出演:オーボエ:広田智之
ピアノ:三輪 郁

《ロック編》〜70's-90'sのバラードを集めて 19:00開演
オーボエ:広田智之
キーボード、編曲:大久保治信
ギター:池田邦人
ベース:望月研吾
ドラムス:内田AIZO藍

写真提供:東京・春・音楽祭実行委員会/撮影:堀田力丸

Billboard JAPAN|Daily News 2016年4月18日 19:15:00 更新

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