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テンテンコ BiS解散から1年……酒場で語る「おまえらは、管理されてるぞ! 気付け!」

 昨年7/8横浜アリーナで解散した異端児アイドルグループ BiSの元メンバーで、最近もエキセントリックな舞台【再生】に参加したりと、我が道を突き進んでいるテンテンコ。BiS一周忌目前に自身の近況や心境について語ってくれた。


<今夏には25歳を迎える142cmのフリー表現者、テンテンコ>


 今年5月に神奈川芸術劇場(KAAT)大スタジオにて行われた快快の新作【再生】で舞台に初参加した彼女は、メタルやエレクトロなど様々なジャンルの音楽に合わせてひらすら暴れ続け、それを満身創痍になりながらもとにかく繰り返し、客席には明らかに怒ったり呆れたりしている人が続出し、その一方でエモーショナルな気持ちになって感動している人や爆笑している人も続出するという、エキセントリックな表現に挑戦。BiS解散&フリー活動開始以降最大のセンセーションを叩き付けてみせた。


 どこにも所属せず、誰にも縛られず、自身の面白いと思うことだけを追求していく活動は自由だが、安定した収入=生活は全く保障されない訳で、すべての責任をひとりで背負っていくソレは、ちっともラクなもんじゃない。が、それでも我が道を突き進んでいたから【再生】の舞台に彼女は立てたのだろうし、おそらくこの先も誰もが予想だにしない何かを掴んでいくのだろう。今夏には25歳を迎える142cmのフリー表現者、テンテンコ。88歳のママさんが営む小さな酒場で語る。


◎テンテンコ(フリー)インタビュー


−−BiS解散からもうすぐ1年ですが、今も元メンバーとは仲良くしているようで。というか、解散したらちゃんと友達になりましたよね?
テンテンコ:ね! 頑張って「みんな仲良くなろうぜ!」って感じじゃないんですよ。解散したらアレかなと思ったんですけど、自然と仲良くなりました。会っても別に仕事の話とかは全くしないし、それがすごく良くて。本当にただただくだらない話しかしない人たち、みたいな(笑)。


−−そんな元メンバーも観劇しに来ていた、快快の新作【再生】で舞台初挑戦。めちゃくちゃ面白かったです。
テンテンコ:私もアレが出来たのはめっちゃ嬉しくて。最初はすごく不安だったんです。「これ、大丈夫か? 果たして面白いのか?」って。でも、快快は元々大学生のグループから出来た劇団なんですけど、昔やっていたこととか人づてで聞いたらめちゃくちゃ面白くて。勝手に人の家に上がりこんで演劇やり始めたり(笑)、人ん家でハプニングを起こすんですって。それで家の人が「やめてよ!」って泣き出したりするんだけど、でも最後は「演劇でした」っていう。本当にどうしようもないし、何にもならないじゃん! でもめっちゃ面白いなと思って。
−−あの舞台を観て、ようやくテンテンコが行くべき場所へ行けた印象を受けました。
テンテンコ:嬉しい。超嬉しい。観てる途中で帰っちゃった人もいましたけど(笑)。でも10日間で3人。もっと怒って帰る人がいると思ったんだけど、思ったより少なくて。途中でツイッターとか新聞で褒められたりしてたから、多分「なんじゃこりゃ?」って言いたくても言える人が少なくなっちゃったのかなって。
−−そういう意味では観客も戦いでしたけど、演者は本当の戦いでしたよね。人によっては「くだらない」で終わることかもしれないけど、それを満身創意になってもやり続けなきゃいけないっていう。
テンテンコ:めっちゃしんどかったですね。みんなボロボロになってて、降板しちゃった人もいたんです。元々ぎっくり腰を持っていて、何公演目かが終わったら動けなくなっちゃって、運ばれて、「もうダメだ」って。あと、初日のゲネで転んで、お尻の骨折ってる人もいたんですよ。でもやり続けてて、可哀想だったんですけど、それもまた面白すぎて(笑)。


−−ここに来るまで大変でした? フリーで活動してみて。
テンテンコ:それはもちろん。でも……どのみちこうなるしかなかったんだろうなって思うし、これからもなるようになるんじゃないですかね。ちょっとずつですけど、私が好きだった人とか、私が良いなって思うところへ行けてるから、良いんじゃないかなって。別に事務所に入るのが嫌だった訳じゃないんですけど、私、入ったらどうなるか見えちゃってたんですよね。それはすごくアンパイだし、私も安心だろうけど、BiSみたいに「この曲歌ってください」「分かりました」みたいな形は、私はもういいかなと思ったし、それなのに「頑張りまーす」ってどこかに所属しちゃったら誠意が無さ過ぎるから。だからまずはひとりになろうと思って。
−−良いじゃないですか。それで食えてはいるんですか?
テンテンコ:一応。ギリギリですけど。
−−ギリギリなんですね。
テンテンコ:そりゃそうですよ! あ、私、それで怒られたんです。BiSキャノ(映画『劇場版 BiSキャノンボール2014』)のイベントで今話したようなことを説明して、「最悪、それで食べれなくなってもしょうがないし、食べれないならバイトすればいいだけだし」って言ったら、渡辺さん(BiS時代のマネージャー)から「なんかそれ違くない? そんなん絶対ツラいじゃん」って言われて口論になって。私はやりたいことやりたいんだったらバイトしながらでもやるし、渡辺さんからしたら「バカだなぁ、勿体ないなぁ」ってことかもしれないですけど、しょうがないんだ。私はこういう感じだからしょうがないんです。
−−渡辺さんからしたら「テンコなんてもっとこうしてあげたら売れるし、もっと良い世界見せてやれんのに」みたいな気持ちが多分あるんじゃないですか。
テンテンコ:そうなんでしょうね。それはすごく嬉しいんですけど、すっごい嬉しいんだけど、めっちゃ有り難いなって思うんだけど……嘘つきたくないって思っちゃったんですよねー。……誰にでも良い顔して、みたいな感じになりたくなかった。


−−今のスタンスでの活動はずっと続けていくの?
テンテンコ:辞めちゃダメだと思ってるから、面白いと思ったことをやり続けるしかないと思ってます。名前だけがなんか分かんないけど一人歩きして、なんか分かんないけど「こいつ、面白そうだな」とか「変な奴だな」みたいな感じにちょっとずつなっている気がして、それをもっと広めていけたらいいなって思ってる。例えば、たまってヤバいし、ヘンテコじゃん。でもそれが「面白い」ってなってテレビに出て、ポピュラーな存在になったりしたじゃないですか。そのヘンテコな人たちが「凄い」ってなっている感じがすごく良いなって憧れるから、私もそれが出来たらいいなって思う。時間はかかると思うけど。
−−時間がかかるかもしれないし、たまみたいに突然売れることもあると思います。
テンテンコ:そっか。あと、私、『ポンキッキーズ』も好きで。子供の頃は単純に面白いと思って見てたんだけど、今考えると凄い人ばっかり出てて。
−−安室奈美恵がいて、ピエール瀧(電気グルーヴ)がいて、BOSE(スチャダラパー)がいて、鈴木蘭々がいて、斉藤和義が毎朝流れてるっていう。
テンテンコ:そうそうそう。すごく良い世界だなと思って。


−−話は変わりますが、背伸びた?
テンテンコ:142cmのままですよ。あ、実は私「背を伸ばすか?」みたいな時期があったんですよ。高校生のときにそういう選択肢を与えられたんです。
−−どういうこと?
テンテンコ:手術。それをするかどうか超真剣にウチの親から話されて、「本当にやりたかったらいいよ」って。すっごいお金かかるし、1年間入院しなきゃいけないんですけど、10cmは伸びるらしくて。で、実際にその病院に行って、その手術をしてる男の子に会ったりもして。
−−じゃあ、その彼は実際に伸びたのかな?
テンテンコ:実際に伸びんの。足を切って、足の骨を折って、ちょっと隙間を開けつつギブスをはめると、やがてそこの隙間が埋まるじゃないですか。それを1年間やれば10cm、半年で5cm。っていうのをやるかどうか話されて。それは就職とか就職後に背が低いのがネックになるかもしれないからで、その責任を親は感じてたんですよ。でも私はなんか分かんないけど、物凄く葛藤しながらも「ダメだ」って思って。今考えると本当にやんなくてよかったし、やってたらアイデンティティが崩壊しちゃってた。私の唯一の、他の人と違うところだから、そこは。それが無くなったら逆に自信が無くなってたと思います。
−−「そのままでいてくれてありがとう」って思う人、きっといっぱいいますよ。
テンテンコ:別にロリコンのおっさんの為に選んだ訳じゃないから!
−−そりゃそうだろうけど(笑)。
ママさん:ほら、お客さんがくれたお菓子食べな。
テンテンコ:ありがとうございます(笑)。


−−それにしても凄い技術ですね。アニメみたいな話が現実になってる。
テンテンコ:アニメみたいな現実と言えば、今日、私、ケータイ壊されたから朝イチで某所に行ったんですけど、映画館みたいな部屋とかあって、一番上が修理の部屋なんですけど、凄い数の人が全く同じような形の機械を持ってて、諸々の確認用に自分のナンバーを持ってて、その状況に「やべぇ、管理されてる! 私! ○○○○はこの世界を管理しようとしてる!」と思って(笑)。他にも、顧客の買い物データとか集めて、その人に合った商品をオススメするサービスとかあるけど、あれもきっと管理しようとしてるじゃないですか。
−−『PSYCHO-PASS サイコパス』みたいな話になってきました。
テンテンコ:「怖いよ!」と思って(笑)。この前、お芝居の稽古を始める前に時間があったから、いろんな芸人の怖いネタばっかり観てたんですよ。その中でわりと若い芸人のネタで、それこそ番号を付けられた人のコントがあって。今思えば完全に『PSYCHO-PASS サイコパス』なんですけど、人間としてクズな奴はどんどん数字が下がっていって、何番か以下は殺される世界なんですよ。で、とあるサラリーマンが執行役で、久々に幼馴染みに会うんですけど、その幼馴染みの数字を調べたらあと1番でも下がったら死ぬんですよ。そいつは実際働いてもいないダメ人間で、でも良いことを言わせて数字を上げたりするんですけど、結局はウンコを踏んで数字下がって死ぬんです。で、今日、私もそんな風に管理されるのかなと思って!
−−(笑)
テンテンコ:まぁでもアニメとか漫画の話って現実になりますよね。『AKIRA』だって2020年東京オリンピックを結果的に予言してたじゃないですか。怖いよ!
−−収束できない話になってきたので、そろそろ〆ますか。最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
テンテンコ:おまえらは、管理されてるぞ! 気付け!


取材&テキスト:平賀哲雄

Billboard JAPAN|Daily News 2015年7月6日 19:15:00 更新

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