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Album Review: エイサップ・ロッキー 東海岸産の新革命、自身のルーツとラップ・マナーに則った大傑作

 デビューから早3年にして東海岸の代表格として確立したエイサップ・ロッキー。ハーレムのストリートらしい風貌にドープなライムが、まさにMr.イースト・サイドという印象を受ける。


 「ファッキン・プロブレム」(2012)の大ヒットを受け、デビュー作『ロング・リヴ・エイサップ』が、見事No.1デビュー。華やかな面々が集結した前作から、2年半ぶりとなる本作『アット・ロング・ラスト・エイサップ』は、カニエ・ウェストを中心に、スクールボーイ・Qやジューシー・Jといったクールな面々のほか、R&Bシーンからジェームス・フォーントルロイやミゲル、「アップタウン・ファンク」の大ヒットで、2015年はスーパースターに上り詰めたマーク・ロンソン、さらにMr.スーパースターこと、ロッド・スチュワートといったバラエティに富んだゲストが参加している。


 90年代が70年代ファンクを活用した作りであったように、EDMブームが終焉した2010年代中期、ラップシーンでは90年代リバイバルの志向を強めている。その、90'sヒップ・ホップ・マナーを忠実に解釈し、それでいて自身の世界観を展開するカリスマ性には、メジャーからコアなリスナーまで、誰もがうなずくしかない。自他ともに認める、デビュー作の“売れ筋”という意識を取っ払い、本作では本当に表現したいことを貫いている姿勢がみえる。


 M.I.Aをフューチャーした「ファイン・ワイン」でさえ、決してポップにはならない。「L$D」や、カニエらしいお仕事をみせた「ジュークボックス・ジョインツ」などで聴かせるスロウ&メロウと、ジェイ・Zの乗り移りかと思う「エクスキューズ・ミー」や、90'sを飛び越えて70'sファンクの粘着力を感じる、ジョー・フォックスと組んだ2曲、ジューシー・JとUGKが支える「ウェイヴィーボーン」など、まんま90's前期を彷彿する東海岸式ファンク・チューンとの対比が、本作の魅力。


 むしろ2000年以降のサウンド・ベースを感じさせるのは、リル・ウェインと組んだ「エムズ」くらいかも。ミゲルは当然のことながら、ロッド・スチュワートを“大ネタ”風に使いこなすプロデュース力にも、感服。


 金や女を無駄にバラ巻くこともなく、ナイーヴな一面ものぞかせたり、自身の今を刻みつつ、現代の不条理な心境を代弁するリリックもすばらしい。本作では、リリース前に原因不明(ドラッグ過剰摂取?)で他界した、エイサップ・ヤムズのプロデュースが核になっていることも、忘れてはいけない。


 先立ってリリースされたアメリカ本国では、2作連続の総合・ラップ・R&Bチャートを支配した。ミュージック・シーンに限らず、アディダスの「JEREMY SCOTT WING」モデルや、インディー映画の出演のなど、フィールドも幅広く活躍中。次作ではその経験値を活かし、本作以上にクオリティの高いアルバムをドロップするのではないかと、期待したい。


Text: 本家 一成


◎リリース情報
『アット・ロング・ラスト・エイサップ』
エイサップ・ロッキー
2015/06/17 RELEASE
2,376円(tax incl.)

Billboard JAPAN|Daily News 2015年6月9日 17:00:00 更新

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